その2

お世話になるホテルの部屋に到着。

SD王子「あーけーてー!!」

達哉「分かってるよ」
SD王子「ふぅー。キャリーバッグは窮屈だよ。デザインもかわいくないし」

達哉「贅沢言うなよ。これが一番運びやすいんだ。王子の顔や体が保護もできるし」


SD王子「お!達哉くんなんか今日はきまってるね」

達哉「そっかならよかった」

SD王子「今流行りの雰囲気イケメンって感じ」

達哉「それほめ言葉になってないぞ」

  達哉「それじゃ,行こうか。これからタクシーで会場に行くぞ」

SD王子「いよいよ俊彦さんに会いに行くんだよね!!」

達哉「うん。こういう抽選って当たったことなかったな」 
SD王子「ちょっと待って。緊張したらオシッコ行きたくなっちゃった。達哉くん付いて来て」

達哉「しょうがねぇな」
達哉「それじゃもう一回キャリーバッグに入ってろよ。もう用事はないだろうな」

SD王子「あ!!ちょっと待って」
SD王子「俊彦さん,達哉くんに優しくしてくれるといいね」

達哉「そうだといいな」

→タクシーに乗って六本木へ