地上の人,気は確かか?

SD幸ちゃん「達哉が勉強?気は確かかよ?」

SD王子「ちじょうのーひと,きはたしーかかー♪らーんららんらー」

達哉「うるさいな。もうちょっと見立ての勉強をした方がいいかなと思っただけだよ。どうせ俺はなんもできないへぼ風水師なんだから」
SD幸ちゃん「でも達哉が本当になんもできないへぼ風水師ならわざわざ超級風水師には選ばれねぇだろ」

SD賢姫「そうよね」

達哉「というか俺の場合は特殊な状態だったんだ。前任者が突然やめてしまったらしい」
達哉「今から14年くらい前に魔界の入り口が突発的に発生して次元がゆがむと言う天災があったらしい。そのときに調査と解決にあたった超級風水師がその前任者だった。彼は持てる能力をすべて駆使して犠牲も出さずこれを封印したんだが,その仕事の後,突然協会に辞職したいとだけ告げて姿を消してしまったらしい。その後任にまだ研修1年めだった俺が連れて来られたんだ。ただ当時の災害の記録やその風水師については協会もあまりくわしく教えてくれないんだ。他の風水師たちに聞いても緘口令が敷かれてるらしくて」
SD幸ちゃん「そしてそれを達哉が独自に調査するんだな?」

達哉「なんでそんなめんどくさいこと」

SD幸ちゃん「えっ?」

達哉「相手が話したがらなくてオフレコにしてることをわざわざあばきだすこともないだろう。1円の儲けにもならないことなんか」

SD幸ちゃん「こいつの性格忘れてたぜ…」
←コンテンツに戻る
←フォトドラマ第7クールtopに戻る