手慣れた対処

SD賢姫「達哉,あなたの家から微弱な妖気が出ているわ。なんだか不快な感じがするわよ」

達哉「なんだって?」
1/6王子「達哉さんお帰りなさい。賢ちゃんも一緒だったのね。ちょうどよかったわ。俊彦ちゃんが持ってた風船にお化けが出てきたってパニックになったの」

SD賢姫「それで俊彦は大丈夫なの?」

1/6王子「幸ちゃんが付いていてくれてるから落ち着いているわ」
SD賢姫「幸之助,何があったの?」

SD王子「俊彦が公園で風船をもらって来てそいつにお化けの顔が映ったらしい。今冷たいジュースを飲ませて部屋を涼しくして寝かせてるけど」

達哉「幸ちゃんにしては適切な対処が取れたな」

SD幸ちゃん「こんなものなれっこさ」

SD賢姫「問題の風船はどこにあるの」

SD幸ちゃん「別な場所に置いてる。何かあったら困るから俊彦の目の届かない所に置いた」

SD賢姫「貴方にしては適切な対処だわ」
SD幸ちゃん「この風船だよ。どう見ても普通の風船だろ」

達哉「なんだかその風船臭くないかい?」

SD幸ちゃん「え,何も臭わねぇよ」

SD賢姫「貴方はごく普通の人間だから何も感じないでしょうけど,この風船とても嫌な負のオーラを持っているわ」

達哉「姉さんがここへ来るときに感じた不快な気配はこの風船か?」

SD賢姫「ええ。間違いなく」
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