とりあえずは

森田舞子「私は森田舞子と言います。実は私は旺角区のマンションに一人でいるのですが,部屋は,2年前に殺人事件があって家族が惨殺されているそうなんです。犯人も見つかったけど,でも殺人があったんでとても家賃も安いんです。私は事件後すぐに入居しました。だけど今までそんな気味の悪いこともなにもなくお化けなんて出ませんでした。昨日急にフランケンシュタインが出たんです」

達哉「大家さんにはこの事は?」

舞子「まだ話してません」
SD賢姫「達哉,どう思う?今の話に何か感じるところはある?」

達哉「彼女が見たのはフランケンシュタインじゃない。フランケンシュタインはあくまで科学者の名前で正式にはフランケンシュタインの怪物だ」

SD賢姫「突っ込み所はそこじゃないわ。あたくしはそれよりももし殺人現場の後に霊的なものが発生しているとするならば彼女が入居した時点で起きるはずよ。それが2年たってどうしてまた…」

達哉「ああそうか」

SD賢姫「一度彼女の家に行って様子を見ましょう」
SD賢姫「なるほどね。旺角でこの物件で家賃はとても安いわね。…達哉,compの1*)エネミーソナーは反応している?」

達哉「…いや」

SD賢姫「あたくしもなのよ。この辺りに悪魔や怪異がいた形跡がないわ」


1*)エネミーソナー…悪魔が近くにいると反応する探知機能アプリ
大家さん「舞子ちゃん何かあったの?今さっきあなたの部屋に髪の長い男の人とサングラスの女の人が入って行ったから」

舞子「ああ,大家さん」

大家さん「こちらは?」

達哉「我々はプロバイダー会社の調査員です」

大家さん「そ,そうですか…」
←コンテンツにもどる

←フォトドラマtopにもどる