名前を書きましょう

SD賢姫「俊彦,どうしてもサインしないの?」

SD王子「やだったらやだもーんだ,みのもーんた」

SD賢姫「サインをかくのが嫌いなのは知ってるけれど,あの言い方は乱暴だと思わない?俊彦らしくない。何かあったの?」

SD王子「さっき今月号のダンスマガジン見たんだ。1月号はいつも読者が選ぶ人気ランキングがあるでしょ。去年私3位だったじゃない。それでもいやなのに,今年は4位だったんだ。何で落ちてるの?なんか私の1年間のダンサーとしての活動を否定されたみたいでさ,悲しくなっちゃった。それに私どうしても1位になりたい」

SD賢姫「掃いて捨てるほどいるダンサーの中で毎年ランキングに入ること自体すごいことでしょうに。でもちゃんとサインを書いてあげてファンを大事にすれば来年は2位くらいになってるわ」

SD王子「やだっ!!私は1位でないとだめだもん!」
SD賢姫「お説教はこのくらいにして。実はあなたにこんなものを持って来たのよ。F4の直筆サインが当たる応募券よ。全部で200枚あるわ」

SD王子「そんなものあったんだ?欲しい!」
SD王子「なんだか変な応募券だね」

SD賢姫「いいからそこに名前だけ書いて」

SD王子「住所は?」

SD賢姫「名前だけでいいの」
SD賢姫「はいどうぞ。これでいいかしら?」

西島「本当にもらって来てくれたんですか?ありがとうございます!!」
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