白状しなさい

	松本さんの御隣の犬嫌いの加藤さん「お宅のチャロちゃんが船越さんの御庭を荒らしたんですってねぇ」 松本さん「…本当にすみません」 犬嫌いの加藤さん「ほんときをつけてほしいわよね」 達哉「まあまあ加藤さんあまりせめないで」
	チャロ「ワンッ!!!!!」 犬嫌いの加藤さん「きゃっ，何この犬!」 チャロ「ワンワンッ」 犬嫌いの加藤さん「よりつかないで」
	チャロ「ワン!!!!!」 ポトッ。 達哉「加藤さん，何か落とされましたよ。(ん?これはさっきチャロがほじくり返していたところにあったのと同じクッキー。そうか!!)」
	達哉「加藤さん，どうして犬嫌いの奥様が犬用のおやつになんかお持ちなんですかお持ちなんですか?」 犬嫌いの加藤さん「…えっ」 達哉「あなたですね。チャロに庭を荒らさせようと庭に犬のおやつをおいたのはあなたです」 SD幸ちゃん「どういうことだよ?このクッキーとどういう関係があるんだ」 達哉「加藤さんは犬嫌いだから，以前から隣の松本さんのチャロが嫌いだったのでしょう。それで嫌がらせをしようとしてクッキーを庭に埋めてチャロに庭を荒らさせて，それを誰かに見つかるようにしたのです。申し開きはありますか」 犬嫌いの加藤さん「うっ」 SD幸ちゃん「じゃあチャロは犯人じゃないんだな!!」 達哉「そうだ」 SD幸ちゃん「チャロのこと助けてくれてありがとうな!!」 達哉「ああ。犬嫌いがみんな嫌な奴だと思われたくない。(よその犬にここまで一所懸命になれるお前は理解できないけど)」