本当のことを言ってほしい

SDまーたん「あんたのそのやけどのあと,誰かにたばこで根性焼きされたんやろ?他にも体にあざや傷があると違うん??」

トモコ「…これは私が…」

SDまーたん「大人にうそついたらあかんよ。それに今はこんなやけどやあざで済んでるけど今に歩いたりできなくなるような大けがしたらどうなるんよ?」

SDまーたん「うちらはあんたのお母さんの顔は知らんからちくったりせぇへんよ」
トモコ「…お母さん」

SDまーたん「えっ」

トモコ「お母さんが仕事から帰ってきて機嫌が悪い時に『誰のせいで私がこんな苦労してると思ってるの!』ってたばこの火を押し付けたりモノで殴ったりするんです」

SD幸ちゃん「おいおいほんとかよ」

達哉「世の中にはいろんな家庭や親がいるからなぁ」

SDまーたん「それでも親子やからきっと逃げられなかったんよ」

SD幸ちゃん「俺だったらそんなことされたら同じことをやり返すけどな。それかさ出て行くとか」

SDまーたん「中学生の女の子に無茶を言わないでなんよ。それに出て行くったって中学生が1人でどこへ行くんよ」

ピンポーン
SD幸ちゃん「誰だこんな大事な時に」

SD賢姫の声「ちょっと降りてきてちょうだい」

SD幸ちゃん「しょうがねぇな,行くぞ,達哉」

達哉「ちょっと待って。王子,いるかい?」

SD王子「お話終わったのー?のー?」

達哉「この子の傷を軽く治療してやってくれ」

SD王子「でもトモコお姉ちゃん,こないだは傷の治療はいらないって…(´・A・`)」

達哉「そんなことないよな?もう僕たちに傷を隠す必要はないんだよ」

トモコ「俊彦ちゃん,お願いします…」

SD王子「本当?良かった!私に治療させてくれてありがとう!ずっと気になってたから。まかせてね!!」
SD幸ちゃん「あーっ!!おめーあの時のずっと監視していた男!これはどういうことなんだよ!」
トモコ「お父さん!!」

監視していた男「トモコ!!」

SD幸ちゃん「えっ?どうなってるんだ?」

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