届けられた思い

梢「近所の人や両親の話では,私たちが川の水にのまれた翌日,川の中州で私たちは発見されたそうです。そのとき,兄はすでに亡くなっていたそうです。でも私は…兄の亡骸にしっかり抱えられて守られて怪我もなく,無事だったそうです」

大樹「…そうだったのか」

SD幸ちゃん「不思議なこともあるんだなぁ」

SDまーたん「やっぱりうちのいうた通りやったんよ!あんたはちゃんと妹を守れてたんよ!!」
大樹「父さんと母さんを頼むぞ。それから元気で長生きするんだぞ」

梢「兄ちゃん?」
SD幸ちゃん「なんだこの光は?オーロラ?」

達哉「この光に包まれれば魂は無事天国に行くんだ。最もこんなにはっきりした光を見るのは本当に何年ぶりだが」

SDまーたん「あっ!あんた体が透けてきてるんよ!」

大樹「皆さん,ありがとうございました。梢,元気でな。命だけは…大切にしてくれ」

梢「!?」
梢「にいちゃーん!!」

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