やめたげてよォ
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SDまーたん「すごい!すごいんよ!うち幽霊見ちゃったんよ!写メしなきゃなんよ!」 SD幸ちゃん「いきなり強制的に浄化するのか?こんな子供だぞ」 達哉「子供だろうと大人だろうと,もう生きてないんだからこんなところにほうっておくわけにもいかないだろう」 SDまーたん「浄化って何?」 SD幸ちゃん「しんだ人間の魂をあの世へ送ることだな」 SDまーたん「それって,FF10の異界送りみたいなもん?」 SD幸ちゃん「まぁそうだな。でもなんでまーたん,ジバクレイとか浄化がわからなくてFF10を知ってるんだ」 |
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SD幸ちゃん「おい,達哉,本当に子供を浄化するつもりか?自分も死んでるのに事故で妹を死なせてしまったと後悔してるんだぞ」 達哉「他に方法がないだろう。幸いこの子はすでに自分が死んでいることも気が付いている。人間としての感情がある間に成仏させないとだめだ。でないと負の感情に縛られて本当に悪霊になってしまう。そうなればこの辺りにも霊障が起きる。この子にとっても,この世の人間にとっても良くないことだ」 SD幸ちゃん「(達哉ってこういうときやけに淡々としてるというか作業的に動くよなぁ。なんでだ?)」 |
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SD王子「達哉くん,いきなり除霊するのはやめたげてよぉ…,助けたげてよぉ…お願いだよ…かわいそうだよぉ(; ;)」 達哉「…そんなこと言われても。これ以上この子をなぐさめようがない」 |
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SDまーたん「なぁ,ちょっと待ってほしいんよ。つまりそれって,この子が妹を死なせてしまってずっと後悔しとるから成仏できひんのやろ?ほんならこの子が後悔をやめたらええんやろ?」 達哉「何を言ってるんだ?」 SDまーたん「この子と妹が死んだ事故のことを事故を知ってる他の人に聞くんよ。で,妹が死んだのは自分のせいやないし妹もきっとうらんでないということに気付けばええんよ」 達哉「そんなことできるのか?」 SDまーたん「事故の時のことを思い出してつらいかもしれへんけど。でも事故の時のことをもう一度思い出したり新しい情報を知ることであんたも妹も救われるかもしれへん。…どないするのん?あんた,やってみる?」 大樹「…やってみます(`・_・´;)」 |