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SD幸ちゃん「サプリメントが8000円だってよ!その金で焼肉食ったほうがいいのにな」 1/6王子「それってもしかしてハイハイさんじゃないかしら」 SD幸ちゃん「なんだいそれって」 1/6王子「一種の催眠商法よ。締め切った会場に人を集めて食品とか日用品を無料だったり安価で売ってくれるんだけど，最終的には浄水器とかマーサージチェアとか何十万もするものを買わされるのよ。みんなハイハイって手をあげるからハイハイさんって言うの」 達哉「何か聞いたことあるぞ」 SD幸ちゃん「そういえば一人だけ買わなかったばあさんがいたな」 達哉「吉岡さんのおばあさんだね」 1/6王子「このあたりの人って昔から住んでいるお金持ちのお年寄りが多いでしょう。でも吉岡さんおばあちゃんはもともと別の所に住んでいて，一人息子さん御夫婦がここに家を建てて住んでいたの。それでおばあちゃんも御主人を亡くして，それから息子さんがこの街によんだのよ。おばあちゃんは息子の家に世話になってるからといって無駄遣いはしたくないっていつもつつましくしていらっしゃるわ」 達哉「ふーんそんな事情があったんだ」 SD幸ちゃん「じゃあさ，そのばあさん以外のみんな…ガーデニングじいさんたちはだまされたってことか」 達哉「そういうことだね。心配だから福利会長さんに相談してみよう」 |
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ウィーン!ウィーン!(救急車の音) SD幸ちゃん「なんだ?」 達哉「…嫌な音だよ」 1/6王子「このご近所かしら…」 |
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1/6王子「あ，おかえりなさい」 1/6幸ちゃん「なんか救急車が来て，この先の白石のじいさんが救急車で運ばれてくるのを見たぞ」 |
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達哉「えっ，それは本当かい」 1/6幸ちゃん「ああ。びっくりしたよ。じいさん随分苦しそうだったけど心配だなぁ」 SD幸ちゃん「達哉，あのサプリメントのせいじゃねぇの」 |