今年は違う
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ヴィクトル「わざわざ来てくれてすまんな」 達哉「いいよ。そっちだってこの時期インフルエンザの患者なんかで忙しいだろう」 ヴィクトル「それもあるが今は別の患者が増えていて困っておるのだ」 SD賢姫「達哉をここへ呼んだのもそのことと関係があるのね」 ヴィクトル「もちろんだとも」 |
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ヴィクトル「これを見てくれ,今週に入ってからの吾輩の病院の電子カルテだ。このところ負傷した獣族達の来院が多くてな。患者の共通点は属性関係なしに妖獣,魔獣,神獣,全ての大人の獣族だ。全員背中や腹を負傷している。何か鋭い爪でやられた形跡があるぞ」 |
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ヴィクトル「吾輩はどうも偶然とはいえこれも何かほかのたちの悪い悪魔の仕業と考えておる。お前の力で調べてもらえないだろうか」 SD賢姫「…どうするの?」 達哉「急にそんなこと言われてもなぁ」 ヴィクトル「今は襲われているのは悪魔でもそのうち普通の動物たちも襲われる可能性があるぞ」 達哉「しょうがない調べてみるよ」 |