歯型の心当たり
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千年猫「…」 SD幸ちゃん「何か分かったか?」 千年猫「ずいぶんとひどい臭いですね。まるでドブのようだ」 達哉「獣臭さは僕にも分ったが君はそこまでにおいが分かるのか」 千年猫「私も獣族ですから鼻はいいんです」 |
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千年猫「これは…見たことない歯型です」 SD幸ちゃん「じゃあやっぱり心当たりなしってことか」 千年猫「ええ。ただものすごく強い魔力のようなものも感じます。ものすごく不快な…おそらく強力な悪魔かもしれません」 SD賢姫「注意が必要ね」 |
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SD幸ちゃん「…でどうする」 達哉「敵は強大だろうがすぐにでも片づけるぞ。きちんと始末して謝礼をもらわないといかん。今からTV局に行く。戦闘になるから全員武器の装備を。もちろん王子も一緒に行ってもらうぞ」 SD王子「アイアイサー,サッサッサー」 SDまーたん「うちも行くんよ!」 達哉「…まーたんは危ないから」 SDまーたん「なんで?うちがアカンで俊彦チャンはOKとかそんなんおかしいで?うちのほうが力も体力もあると思うのに」 達哉「だからそういう問題じゃ…(ペルソナがちゃんと使えるとか悪魔と戦ったことがあるとかそういう問題なのに…)」 SD賢姫「(イライライライラ)」 SDまーたん「それにうちはTV局にはくわしいんよ!毎週ここのTV局は収録に行ってるけん!」 達哉「…しょうがない。そのかわり悪魔が出たら安全なところに行ってるんだぞ」 SDまーたん「はぁい♪」 SD賢姫「(イライライライラ)」 |
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達哉「というわけで協力ありがとう」 千年猫「いえ…それよりも気を付けてください」 SDまーたん「協力のお礼にこのセーターを進呈いたしますなんよ。松沢さんのオーストラリアのお土産なんよ!」 千年猫「わ!…さ,さすがにこのデザインは…」 達哉「ほらな,言っただろ。さすがにこんなの着られないって」 SDまーたん「そうなんかなぁ…」 千年猫「でもちょっと待ってください。デザインはすごいですが素材はものすごくいいですよ。私は外相の仕事でいろんな一流品の衣類を触ったことがありますがこれはかなり上質のウールです。ただこれを着て外を出歩くのははばかられますね,素材がいいだけにもったいないです」 |