伸るか反るか

ミシェル「これが送られてきた脅迫の写真です」
SD幸ちゃん「これって銅鑼湾の辺かな。で,多分このカメラは写ルンですだな」

達哉「お,さすがカメラの専門家」
ミシェル「それで犯人から守って頂きたいんですが。依頼を受け付けて頂けますか?」

達哉「しかしうちは特殊な事件のみを扱っているんですが,こういったものは弁護士の先生か警察に相談された方がいいんじゃないですか?」

ミシェル「警察に相談するわけにもいきませんし,世間に知られてはどうしようもありません。本当にお願いします」

SD幸ちゃん「(ヒソヒソ)かわいそうじゃん。助けてやろうぜ」

達哉「(ヒソヒソ)だけどうちは悪魔専門だぞ。民事は受けたくないんだ。ややこしいから」

SD幸ちゃん「(ヒソヒソ)けどお前最近依頼の仕事が少なくて困ってたじゃん。依頼受けて金もらえよ」

達哉「…分かりました。お受けします」

ミシェル「それで,依頼料はおいくら払えばいいですか?私こういうものの相場が分からなくて…とりあえず着手金としてこれだけで構わないですか?現金でこれだけ持ってきました」

SD幸ちゃん「わっ!!すげぇ!!とんでもない。こんなにもらえな…」

達哉「ゴスッ!!(←みぞおち膝蹴り)」

SD幸ちゃん「フゴッ!!」

達哉「はい。結構でございます」

SD幸ちゃん「乗り気じゃなかったくせによ」

達哉「何を言うんだ坂崎君,困っている人を見捨てておけないのは当然ぢゃないか」
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