欲しかった何か

達哉「王子,お疲れ様。素晴らしいオデットだったよ」

SD王子「ありがとう,達哉君」

達哉「足はもう大丈夫だな」

SD王子「うん。昔っから私,『白鳥の湖』はそんなに得意じゃなかったの。オディール1*)のバリエーションがどうしても苦手なんだよね。でもやっぱり『白鳥の湖』はバレエの王様だし,私の為にチケットを買って来てくれた人達の事を考えたらやっぱり逃げてばかりいられないよね」

1*)オデットとオディールは通常一人二役で同じダンサーが踊ることになっている。
達哉「えらい!!それでこそプロだ!…そんな王子にプレゼントをあげよう」

SD王子「え?私に?マジで?」
SD王子「あっ,こなぷんだ!」

達哉「ずっと欲しがってたって聞いてたからプレゼントしようってさ。花束よりその方がいいだろう?」
SD王子「ありがとう,大事に使うね!!」
←コンテンツに戻る
←フォトドラマtopに戻る