アイツがやって来た!!

アヤコ「アナスタシアさん,高見沢さんの白鳥の湖,東京公演と神戸公演は電話予約15分で完売ですって。やっぱりすごい人気ですねぇ」

アナスタシア「そうなの?」

アヤコ「5月の国際フォーラムでのバヤデールも私見学に行きましたけど鳥肌が立つくらい素晴らしかったです。やっぱり持って生まれた天才肌のダンサーは違いますね」
アナスタシア「…なんで引退しないのかしらね?」

アヤコ「…え?(^ ^;)」

アナスタシア「いえ,なんでもないわよ」

アヤコ「(アナスタシアさん,高見沢さんの事気に入らないのかな?)」
SD王子「エリちゃん,今度ソリストの試験受けるの?」

エリ「はい」

SD王子「がんばってね。きっと受かるといいね」

エリ「ありがとうございます。私も高見沢さんみたいになれなくてもいつかいい役が欲しいです!!でも今は次の公演に向けてがんばらないと。試験はその後です」

SD王子「うん,がんばろね!!」

エリ「じゃ,私はここで」

SD王子「バイバイ」
アナスタシア「高見沢君,お久しぶりね」

SD王子「…えーっと,おばさん誰?」

アナスタシア「(誰がおばさんだって?テメエは54歳のジジイのくせして)…んもー,何言ってるのよ。何度か合同公演なんかで一緒になったことあるでしょ。アナスタシアよ」

SD王子「ああ,いたっけ,そんな人」

アナスタシア「(キーッなんてムカつくオヤジなの)…私も今公演で日本に来ているのよ。よかったらそこのカフェでお話しない?」

SD王子「でもぉ,私お金持ってないし,帰ってお風呂入ってばんごはんのお手伝いしないとだめなんだよ」

アナスタシア「大丈夫,お金の事ならいいの。時間がないなら帰りは車で家まで送ってあげるから。ね?」
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